IDEA

身近なものが介護用品に変わる!!?

Writer:Yuko Shibata

グループホームに勤める読者様から「介護にまつわるあなたの工夫教えてください!」にご投稿いただいた内容です。

捨てるものも介護用品に 

捨てる予定だったソファをベッドから立ち上がる際の手すりとして活用しました。介護用品は高価なのでこうやってちょうど良いものがあれば活用したりします。

〜編集部より〜
高齢者の体の特徴とその負担はひとりひとり違い、必ずしも既製品の介護用品が合うわけではありません。高齢者施設ではこのように機能を置き換えて、既存のものをうまく活用している事例をよく目にします。その他に、利用者さんが手探りで手すりを探す際に手をぶつけて怪我をすることが多かったので、ベッドガードに緩衝材としてタオルを巻いたそうです。工夫と優しさが詰まった一枚でした。

伊藤竜也Tatsuya Ito

株式会社ハウジングいとう グループホームこころ 管理者
1985年北海道札幌市生まれ。
現グループホームで勤続18年目を迎え、現在は計画作成担当者も兼務。
4年前から所属する区のグループホーム管理者会で代表を勤め、各事業所が横のつながりを作れるよう取り組んでいる。また札幌市を中心にオンラインで空室を管理するシステム作りや、相互支援を目的とした新しい介護事業所コミュニティ作りに尽力中。