IDEA

どこでも理事長室

Writer:Yuko Shibata

長崎県西彼杵郡長与町に位置する「ながよ光彩会」は、特別養護老人ホームを中心に高齢者福祉事業を展開しています。さらに、障害者の就労支援施設や地域のまちづくりにも積極的に取り組んでいます。そのリーダーシップを担う理事長の工夫についてご紹介します。

理事長の居場所はみんなのいるところ

様々なプロジェクトに関わるスタッフが、私に気軽に相談やコミュニケーションを取りやすくするために、私は理事長室に閉じこもらず、私たちが運営している施設のオープンなスペースに身を置くようにしています。これにより、スタッフとの円滑なコミュニケーションが図られ、現場の声を直接聞くことができる環境を整えています。(投稿者:貞松徹)

〜編集部より〜
こちらの画像は、長与町にある「み館」というまちのリビングでの一コマです。地域の子どもたちが勉強している隣で、理事長がスタッフと話をしています。もちろん、理事長は子どもたちとも顔馴染みです。この工夫により、理事長自身が現場の声や地域の変化に敏感に気づける環境を作り上げています。その結果、介護や地域支援が自然と街に溶け込み、明るく温かい雰囲気の街が形成されています。

貞松徹Toru Sadamatsu

社会福祉法人ながよ光彩会 理事長 / NPO法人Ubdobe 理事
1978年生まれ。長崎県出身。 2000年に理学療法士になったが、2005年に日本を飛び出しバックパッカーへ。 帰国後、JICA(国際協力機構)や経済産業省との医療福祉に関わるプロジェクトにおいて、医療ツーリズム、リハビリテーションツーリズムを中心とした海外のプロジェクトマネージャーを務めるなど、幅広い経験を持つ。 2013年に地元長崎にUターンした後、2014年社会福祉法人ながよ光彩会の設立に携わり理事に就任(現在、理事長)。 2020年公益事業拠点として、みんなのまなびば み館を開設。多文化環境での生活経験から、ダイバーシティマネジメントをベースに、正しさを固定化させないことをテーマとした、福祉事業のデザインや、地元自治体との様々なイベントの企画運営を担当。 2023年度より就労継続支援事業所を開設し、地元事業者と共に端材、廃材を用いたアップサイクル商品のプロダクト開発を製作。 同年9月より公共交通×福祉の新たなプロジェクト「GOOOOOOOD STATION」を始動。